江戸時代の大阪は天下の台所と呼ばれていなかった? 商人の生活江戸の経済 天下の台所、今ではあまり聞くことはありませんが学校の教科書などには載っていたりします。 この天下の台所、実は江戸時代にはそんな名前で呼ばれてはいません。大正時代の幸田成友が『大阪市史 第二』などの叙述中で用いた用語が一人 […] 続きを読む
江戸の町で石焼き芋を売ってることが出来たのは木戸番の特権だった? 商人の生活江戸時代 焼き芋といえば秋の終わりから冬にかけて食べられる季節の食べ物で。一昔前には専門の店でもなければ食べられない物でした。赤外線で焼く機械が世の中に出回ったおかげで冬になるとスーパーでも買うことができるようになり手軽に食べるこ […] 続きを読む
江戸時代、かつらやウイッグを作るために髪の毛を集める仕事があった。 町人の生活 男性が髷を結うようになったのは戦国時代の兜を被ったときに発生する熱を逃がすために月代(さかやき)を剃っていました。そうすることで兜と頭の隙間ができることで熱を逃したことから広がりました。 今の時代から見ると変わっていると […] 続きを読む
江戸時代の傘の再利用の文化と商人の傘を使った広告とは 商人の生活江戸時代 現代のように100円でビニール傘を購入して使い捨てのように使用するには江戸時代の傘は高額でした。当時の安い傘の値段が300文程度でした。江戸中期頃ならそばが16文が350円前後、浮世絵の大判が20文で400円前後だったり […] 続きを読む
町奉行の仕事は2~3年で異動や辞める人が多かった理由 江戸の武士江戸時代 江戸の町でもっとも激務な仕事の一つが町奉行。朝から晩まで仕事に追われ、他の人に任せることが出来ない仕事が多く、罪人を入牢の申し渡しにはするときには奉行自らがおこない、大火の際には奉行自らが町火消たちの陣頭指揮をとったりと […] 続きを読む
町奉行所の役割、休みの日も忙しその仕事とは 江戸の武士江戸時代 町奉行といえば、テレビではサクラの入れ墨の遠山の金さんや大岡忠相(おおおか ただすけ)が有名になっている。そんな町奉行の仕事は本来町の中をぶらぶらと歩き回っている暇など無いほどに忙しかった。 町奉行のシステムがある程度完 […] 続きを読む
江戸の住民が遠くに行く時の足は籠ではなく船だった。 江戸時代町人の生活 江戸の町は徳川家康がほぼなにもない所から町を作りました。その時の町の計画として川を重視して街作りを行い、街中に船が橋に人や荷物を運べるようになりました。 今の時代では川があると便利になるようなことはほとんどなく、むしろ川 […] 続きを読む
江戸時代、武士の仕事の変化/偉い人ほど忙しい 江戸の武士江戸時代 武士の仕事は戦国時代には戦いが中心でその中で優秀な文武ともにできる人や下っ端でも算術のできるものが国を回していましたが本業は戦いための存在でした。 武士の仕事の中心であった戦いは江戸時代にはほとんどなくなりました。そんな […] 続きを読む
江戸時代の昔から欠かせなかった蚊帳と蚊遣り/江戸の町での蚊との戦い 江戸時代町人の生活 蚊帳は江戸よりも前の時代にも出てくるほど昔からある夏から秋にかけての必需品でした。 蚊帳とは1mm程度の網目になったネットで、この蚊帳を部屋の四隅から吊るすことで内部に空間を作りその中に虫が入らないようにすることで寝ると […] 続きを読む
江戸の街を回って小商いをする棒手振り(ぼうてふり)/お店を持たない人たちの商売 商人の生活江戸時代 落語で有名な芝浜というネタがあります。酒好きの亭主が働かずに酒ばかり飲んでばかり、それでも妻に言われて働きに出れば魚売りで天秤を担いで魚を街で売り歩いていました。それから浜で財布を拾ってから色々あるのですが、今回は天秤棒 […] 続きを読む