江戸の「胡椒」は黒胡椒じゃなかった?文献に残る「コショウ」の正体と唐辛子 江戸の食文化・グルメ 江戸時代の料理本や、井原西鶴の『日本永代蔵』を読んでいると、ある香辛料の名前が頻繁に登場することに気づきます。 それは「胡椒(コショウ)」です。 「ご飯にかける」「吸い物の薬味にする」といった記述があり、一見すると現代の […] 続きを読む
ねぎま鍋の歴史|高級魚マグロは江戸時代、畑の肥料になるほど安かった? 江戸の食文化・グルメ 今や高級食材の代名詞、マグロ。 お正月の初競りでは一匹数億円の値がつくこともある、まさに「海のダイヤ」です。 しかし江戸時代、マグロは「下魚(げざかな)」と呼ばれ、庶民でさえ見向きもしない不人気な魚だったことをご存知でし […] 続きを読む
江戸時代の捕鯨は巨大産業|「鯨一頭で七浦潤う」と言われた経済効果と使い道 江戸の食文化・グルメ 日本人が鯨を食べだした歴史は古く、縄文時代の貝塚から鯨の骨が見つかっています。そのことからも鯨は古来より食べられていたことがわかっています。 今でこそ、あまり食べられていませんが、今でも小型の鯨は決められた時期に捕鯨され […] 続きを読む
江戸時代のフグ食文化|命がけでも食べた理由と中毒例・調理法・武士との関係 江戸の食文化・グルメ 落語家で人間国宝にもなった三代目桂米朝が演じる『地獄八景亡者戯』という長い落語があります。地獄の風景を面白おかしく語り続ける一時間近い噺で、その中には「フグを食べて死に、地獄へ落ちる人々」が登場します。 金持ちの若旦那が […] 続きを読む